屋久島エコツアーログ 2015 0728 宮之浦川リバーカヤック
夏真っ盛りとなった屋久島ですが火照った体を川で冷やしてクールダウン。
川沿いの木陰の木漏れ日が気持ちの良い季節。
屋久島エコツアーログ 2015 0530
今回のゲスト、栃木県からおこしのK様グループ。私のガイド史に深く刻まれた出来事を共有できました。
K様は2年ほど前にご予約頂いていたお客様だったのですがその時は折しも台風の接近にともない結局取りやめとなった経緯がありまして、今回嬉しくも再チャレンジの縦走登山の予定でした。
5月29日 k様来島日だったのですが、同日午前10時ごろ屋久島の隣の口江ラ部島の火山が噴火。その火山灰は上空1万メートル付近まで上がり、風に流れて屋久島も降灰に見舞われることとなった。
その日の午後、お客様との緊急ミーティングが行われ、気象庁による降灰予想データを元に土石流や再噴火のリスクなどを考慮し、結局予定していた縦走登山は変更し、次の日は影響のなかった東側にある愛子岳登山に日帰りで挑む事になりました。
当日の天気予報は雨。西から次第に崩れてきて東面も予報では昼から雨が降る予報でした。早朝、明るくなり始めた6時くらいから登り始め9時くらいまではたまに晴れ間も見えていたのですが惜しくもピークに着くころには大部分ガスに包まれときおり視界が晴れ、お昼を過ぎると本格的に降り出しました。
ピーク付近はヤクシマツツジが見事に咲いていてきれいでした。
再噴火もなくほっと一安心で無事下山できました。
5月31日
太忠岳に登りたいとリクエストを頂き太忠岳登山に。途中天文の森や、シャクナゲの花もみられて屋久島らしい森歩きをご堪能いただけました。
今回は火山の噴火というアクシデントが影響し難しい判断を迫られましたが、リスクとお客様の安全を優先し、お客様のご希望に100%沿う形にはできませんでしたが屋久島の山歩きをご堪能いただけたことと思います。
参加されたお客様のblog「どてふんばる」
予言者
予言者と聞くと、あーそっち系ねー。でいきなりシャットアウトされる方もいれば、神秘的な響きにワクワクする方もいらっしゃると思います。
ただ今回は神からの啓示を発信する方ではなくて、もう少し科学的な側面の方たち未来学者という人たちのお話です。
古くは1980年にアルビン・トフラーが著書「第3の波」で予見した「情報化社会」に始まり、格差社会や失業者の増加などを的確に予見しました。
昨年末、SF作家でもある、スティーブン・ホーキング氏が人工知能の進化スピードについて警笛を鳴らしましたが
同じように、GOOGLEのえらい人_レイ・カーツワイルはTEDにおいて2008年にこんな予見をしています。
レイ・カーツワイル:今後現れるシンギュラリティ(技術的特異点)を学ぶ大学 | Talk Video | TED.com
量子コンピュータやら、ナノテクノロジーやらの話があたかもSFのように聞こえてきますが全てが現在おこっている事象に対しての科学的な見地によるもので、データの集積から導き出された演算の結果にすぎません。
未来については誰も何もわからないですが科学的に予測は出来るわけです。
とはいっても、私個人にしてみれば今出来ることを今やるだけなんですけどね。
みんなが幸せになれる未来が来ることを切に願うばかりです。