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バンジロウ

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我が家の庭のバンジロウが今年はたくさんの実をつけました。

バンジロウといっても馴染みがないと思いますがグアバというと皆さんお分かり頂けると思います。

 

フトモモ科の亜熱帯性の植物でバンジロウ属の正確にはキミノバンジロウというパナマ原産種です。バンジロウの同属亜種に他にはテリハバンジロウ、キバンジロウなど数種類のバンジロウグアバが半自生しています。小笠原などではその生命力の強さから有害帰化植物に指定されており厄介者扱いです。

 

和名がバンジロウ、沖縄ではバンシルー、中国では晩石瑠といいます。名前の連なりから考えて近年園芸種としてアメリカから直接持ち込まれたものでなく、はるか昔に東南アジア経由で南方より持ち込まれたものなのかなという気もします。

 

ちなみにバンジロウは熟すと実が赤くなり、キバンジロウは少し大きく黄緑色で果実がピンク色になります。中でも我が家の庭に生えるキミノバンジロウは耐寒性に優れ栽培しやすい反面、種が多く果肉も少ないので食用には不向きとさています。

といっても鈴なりの実は見過ごせないので今年はジャムを作ってみました。

 

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バンジロウジャムの作り方

 

1:よく洗い、おしりの部分を切り取り、真中に包丁を入れ2つに切ります。

2:鍋で弱火で煮詰めます。

3:果肉がとろけるまで煮込んだら(ミキサーでつぶすと早いです)種をこし取ります。

4:こしとったペースト状のものを再び弱火で砂糖を加えながら煮詰めます。

5:程よく煮詰まったら荒熱を取り熱湯殺菌を施した瓶に詰め完成iconです。