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漁師生活

IMG_0040.JPG10月より再びトビウオ船に乗らせてもらっています。今年の秋冬はトビウオシフトでいかせて頂きます。
 
僕はこの島に来て半年ぶらぶらして後の2年はトビウオ船に乗って働いていました。いわゆるトビウオ漁師です。
トビウオ漁は屋久島の漁業の一つで屋久島東部の安房の漁師の多くはトビウオ漁で生計を立てています。
漁法は本船と片船と2艘の船で幅5メートル長さ200メートルほどの網を引っ張ります。最終的に網を囲んでいき丸く絞り巾着状にして最後本船に引き上げます。
この作業が1日5回~7回繰り返し行われます。

僕にとって漁師という仕事はまったく未知のものでした。最初は体力的にしんどくて何も考えずこの道に入った自分を少し悔やみましたが、今では楽しくやらせていただいてます。
ここ屋久島の海は北半球のメインストリームである黒潮の影響が強く、港から出ればそこはもう外洋で風や潮を常に読むことを学びました。
他にも漁師になってさまざまなことを学びました。魚のことはもちろん自然と隣り合わせの生活スタイルやその暮らし方。
いろんな意味を込めて漁師は面白いです。