屋久島エコツアーログ 2015 0530
今回のゲスト、栃木県からおこしのK様グループ。私のガイド史に深く刻まれた出来事を共有できました。
K様は2年ほど前にご予約頂いていたお客様だったのですがその時は折しも台風の接近にともない結局取りやめとなった経緯がありまして、今回嬉しくも再チャレンジの縦走登山の予定でした。
5月29日 k様来島日だったのですが、同日午前10時ごろ屋久島の隣の口江ラ部島の火山が噴火。その火山灰は上空1万メートル付近まで上がり、風に流れて屋久島も降灰に見舞われることとなった。
その日の午後、お客様との緊急ミーティングが行われ、気象庁による降灰予想データを元に土石流や再噴火のリスクなどを考慮し、結局予定していた縦走登山は変更し、次の日は影響のなかった東側にある愛子岳登山に日帰りで挑む事になりました。
当日の天気予報は雨。西から次第に崩れてきて東面も予報では昼から雨が降る予報でした。早朝、明るくなり始めた6時くらいから登り始め9時くらいまではたまに晴れ間も見えていたのですが惜しくもピークに着くころには大部分ガスに包まれときおり視界が晴れ、お昼を過ぎると本格的に降り出しました。
ピーク付近はヤクシマツツジが見事に咲いていてきれいでした。
再噴火もなくほっと一安心で無事下山できました。
5月31日
太忠岳に登りたいとリクエストを頂き太忠岳登山に。途中天文の森や、シャクナゲの花もみられて屋久島らしい森歩きをご堪能いただけました。
今回は火山の噴火というアクシデントが影響し難しい判断を迫られましたが、リスクとお客様の安全を優先し、お客様のご希望に100%沿う形にはできませんでしたが屋久島の山歩きをご堪能いただけたことと思います。
参加されたお客様のblog「どてふんばる」
予言者
予言者と聞くと、あーそっち系ねー。でいきなりシャットアウトされる方もいれば、神秘的な響きにワクワクする方もいらっしゃると思います。
ただ今回は神からの啓示を発信する方ではなくて、もう少し科学的な側面の方たち未来学者という人たちのお話です。
古くは1980年にアルビン・トフラーが著書「第3の波」で予見した「情報化社会」に始まり、格差社会や失業者の増加などを的確に予見しました。
昨年末、SF作家でもある、スティーブン・ホーキング氏が人工知能の進化スピードについて警笛を鳴らしましたが
同じように、GOOGLEのえらい人_レイ・カーツワイルはTEDにおいて2008年にこんな予見をしています。
レイ・カーツワイル:今後現れるシンギュラリティ(技術的特異点)を学ぶ大学 | Talk Video | TED.com
量子コンピュータやら、ナノテクノロジーやらの話があたかもSFのように聞こえてきますが全てが現在おこっている事象に対しての科学的な見地によるもので、データの集積から導き出された演算の結果にすぎません。
未来については誰も何もわからないですが科学的に予測は出来るわけです。
とはいっても、私個人にしてみれば今出来ることを今やるだけなんですけどね。
みんなが幸せになれる未来が来ることを切に願うばかりです。
霞たなびく
昔だったら「いとおかし」ですが、現代、特にアレルギー持ちは不吉な現象になってしまいました。
冬の晴れ間に山に靄がかかったかのように見えるのは、お隣中国からのpm2.5という大気汚染物質が偏西風によって流れてくるためです。
近年、屋久島でも国の越境大気汚染物質観測施設が設置され研究されています。
それら汚染物質を私の体内組織は異物と判断し免疫システムが暴走を始めます。これをアレルギー反応と言うそうです。
アレルギー反応は人によって様々で、花粉症もそうなのですが、急性湿疹、気道の収縮、喘息などの呼吸器系やアトピー性皮膚炎などが主な症例です。
私の場合は、pm2.5がアトピーに、花粉+黄砂の時期になると呼吸器系が反応してきます。
年々、アレルギー反応がひどくなるので、今年は色々と対策を講じてみようと思います。
まずは、情報の入手。
今までは何となく山を見ながら今日は霞んでいるから結構飛んでいるだろうとの判断基準をスマートフォンのpm2.5お知らせアプリを導入。一定の基準値以上になるとお知らせしてくれる優れモノです。
[PM2.5]大気汚染予報[黄砂] - Google Play の Android アプリ
さらに、目も痒くなるので花粉用の保護眼鏡をかけるのですがマスクをするとすぐに曇ってしまうジレンマを解消すべく何かいいものはと探していたところ
こんなものを発見
レスプロ RESPRO アレルギー対策モデル 超軽量ポリエステル素材 エアロ/アレルギーマスク ホワイト M
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これ、さすがに高価なのでより安価なものを探してポチってみました。
これで今年はなんとかやり過ごすことができるとよいのですが
新年あけましておめでとうございます。
皆様、明けましておめでとうございます。2015年がスタートしました。本年もよろしくお願いします。
昨年末に石油価格の緩和で、圧迫されるガソリン代から少し解放されほっとしたのも束の間、ロシアルーブルの暴落、それに関連したニュースで「ロシアではi phone 6で家が建つ」的なタイトルに目がとまり、改めて経済とは何かを再考していたところ、
しかしまた再考と申しましても、「そういや高校の頃、授業でそんなんあったなー」くらいのスポンジ具合なもので、それを満たすための知識の泉を探していたら、タイミング良くこんな記事をみつけました。
運用資産15兆円のカリスマ投資家レイ・ダリオ氏が語る「30分でわかる経済の仕組み」全文文字起こし - この世の果てブログ
なるほどー、へー なんぞ呟きながら動画が非常に分かりやすく、おもしろかったです。
今の経済はクレジットという架空のお金で回ってるんですね。なんとなくそうなんじゃないかなーという気もしてました。そういえば坂口恭平も鹿児島駅前で演説していましたし。
また架空のお金のネーミングが「クレジット」=「信頼」とういうのもなんとも興味深いです。
新年早々、金の話なんぞ野暮ったい話題で失礼しました。