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屋久島ガイド 【スプラウト】のweblog

新年のご挨拶 / 自転車再考

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。と下手すると1年ぶりくらいの投稿になりそうです。

年々減少気味の投稿ですがこれからも低空飛行でやっていきたいと思います。

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自転車再考

 

先日久しぶりに帰郷した折に、実家の駐輪場に使われていないクロスバイクを発見し、持ち主の兄に聞くと「故障しているのだけど自転車屋さんに持てって直すと新車が買えてしまう位の高額になる。」ので仕方なしに置いてあるので使うなら持って行ってもいいよ。

ということだったので試しに乗ってみると、後輪がカタカタと動いて危ない感じだったのでリムの歪みとハブの軸歪み、タイヤの摩耗などもろもろの整備が必要だったけど、車以外の移動手段を考えたときにco2フリーな乗り物で貧乏人の私でも持てるものといったら自転車なわけで、近所の用事に積極的に使うことでガソリン代も抑えられエコロジカルな気分に浸れる。

 

ということでなんとか自分で直せそうな目処が付きそうだったのと飛行機で運べそうだったのでそのまま輪行を施し帰りに一緒に持って帰って年末年始の空いた時間を自転車の整備に費やして何とか安全に乗れるレベルまで直してみました。

 

|立ちはだかる壁

後輪を全取り替えして、サドルも替えて乗れるようになり近所の試走も済み、初めてのお使いで事件は起こりました。

妻に頼まれたものを自転車に乗って買いに行くという中学生以来のミッションを達成すべく、近所のドラモリまで坂道を下り買い物を済ませ、上り坂の急な所でギアをlowに入れるとがらっと何かがチェーンに引っかかって走行不能になってしまいました。見るとリアディレイラーがチェーンに引っかかってありえない向きにホールドしています。

 

とりあえず車で迎えに来てもらって、家に帰って検証してみるとリアディレイラーの巻き込みという恐ろしい事故でした。

 

原因はどうやらディレイハンガーが内側に曲がっていたようでもっともチェーンに近い低速の8段目に入れたときにスポークと接触し挟まってロックしてしまったみたいです

 

破損したリアディレイラーとチェーンは適合したものを見つけて手に入れるとして曲がってしまったフレーム一体型のディレイハンガーは20ミリのモンキーレンチで力づくで真っ直ぐに。するとねじ山が部分的破断されていて新しいリアディレイラーが入っていかないので、ねじ山を再生させるために逆側からリアディレイラーをねじ込んで、そっとまた抜いて正方向から再びねじ込むと何とかm10*1.0ピッチが噛み合ってくれました。

 

つづく

ニライカナイからの客人

先日、日帰り縄文杉ツアーに案内させていただいたお客様ははるか遠くアイスランドから来られた人たちでした。

 

私のイメージ的にはアイスランドというとイギリスの少し上ぐらいのイメージでしたが北大西洋の割と真ん中あたりにある海洋島の島国なんですね。

緯度も低く北極圏に近いので寒そうなイメージ(なにせアイスランドだからね)の割には冬の寒さは日本の秋田県並という不思議。

 

それは島の周りの海流が温暖なためという、屋久島にも共通する点もある。

火山活動も活発で2010年に噴火した際、火山灰の影響で飛行機の運航に大分支障をきたしたことがニュースに取り上げられていたのを思い出した。

 

経済の方ではご存じリーマンショックの影響で金融依存型の経済が破たんし、近代資本主義国家の中では珍しくデフォルト(債務不履行)を経験している。

 

島の気候はツンドラ気候で森林面積は全体のわずか1%、しかし昔は25%の森があった模様。つまり見渡す限りの大草原というツンドラ特有の景色がひろがっている

 

生物相は大きな捕食者(クマやトラなど)もなく、彼らの話によると「ノウサギがその辺に歩いてるよ。」とただ彼はベジタリアンなので美味しそうとは思わないだろうな。

というと、ニュージーランドのような鳥たちの楽園なのだろうかと色々情報に触れるたびに興味が湧いてきてしまいます。

 

また、彼らアイスランド人の宗教性の根底にはアニミズムがあり日本の神道屋久島に現在も残る山岳信仰などにすごく興味を示していました。

水もきれいで彼の家の水道はホットを捻ると温泉が出ると、(割と温泉地なんかでよくあるパターンだな) コールド捻ると氷河の水!!がでると。この言葉に私やられました。彼らは水が大好きで縄文杉コース各水場で美味しそうに飲んでいました。

 

また、海流の暖流と寒流がぶつかるために古くから漁業も活発で写真を見るとハリバットやアークティックチャーのほかに、シイラやマグロなんかも釣れているのが不思議ですね、北極圏近くなのに。クジラも多いようでホエールウォッチングツアーなどもあるみたいですね。他のエコツーリズムツアーやバックカントリーツアーなども充実していて、これはわが社としても視察(遊び)に訪れるべき場所の候補として一気にランクインです。

 

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サーフィンも近年のウェット技術の向上で徐々に増えてきてるみたいだけど人も少なく夏は白夜で24時間できるから、無人のブレイクが数知れずあるみたいですよ!

 

 

 

 

Big Mother : sporningseason of seaturtle \ アカウミガメの産卵

 

空がうっすらと明るくなる頃、眠い目をこすりながら海に向かうという行為は自分にとってある意味神聖な行為であり、とても大事な時間。

 

と振り返っては思うものの内心は早く海を見たいのと一体どんな波が来ているのかの期待でいっぱいだ。

 

今朝も種子島から上る朝日を右手に受けながら近くのビーチを歩いていると遠くの方で見慣れない大きな岩がモソッと動いたような気がしたので注意深く観察すると、ウミガメが産卵のために上陸しているところでした。

 

屋久島の浜には毎年たくさんのアカウミガメが産卵のために訪れます。

永田いなか浜の年間産卵上陸回数が2015年度で約4000回、複数回産卵するとしても少なくとも2000頭以上のアカウミガメが産卵に訪れています。

産卵は通常、カラスや猛禽類などの危険から夜間に行われますが潮回りが大潮から中潮にかけては満潮が早朝/夕方にずれ込むため明るい場所で稀にみることができます

 

 

 

今日出会ったこのアカウミガメは体格も大きく甲羅の厚みもあってベテラン母さんでした。

しかし今年の田代浜は砂の付きが悪く10センチも掘れば石に当たってしまうために本当に大変そうでした。

 

ひと掻きひと掻きゆっくりと砂を掘る様子を観察していると、この営みは一体いつのころから続いているのかと考え始めたら、軽く1万年ほど彼方に意識がすっ飛びまして、もしや此処は?と辺りを見回すと人工物が一切見当たらず、愕然として目の前で相変わらずゆっくりとした動作で砂を掻いているウミガメを見ている自分が縄文人と重なり、不思議な感覚でただボーっとウミガメを見ていたら沖に安房の漁船が走るのが見えて、フッと感覚が戻り、我に返りました。

 

この感覚は初めてではなく、アラスカの原野でハイイイログマと対峙したときにも同じような感じに、沖縄の海でカヤックに乗り沖でクジラを見たときも。

 

この感じ

 

私が自然が好きな理由はどうもそんなところにある気がします。

擬態 | stealth

春になり自然界はたくさんの生き物がどこからとも無く現れ始めました。

 

生物は子孫を残すためにたくさんの捕食者から身を守ります。

 

ある者は毒をもち、またある者は硬い鎧を纏うようになり、さまざまな手段をもってなんとか全うに生を遂げるために生き続けます。

https://www.instagram.com/p/BD7uRz7yUdC/

この写真のなかにある生き物が隠れています。さて何でしょうか?

 

昨日、庭の藤が花を見事に咲いているのを眺め愛でてていたら、よく見ると1匹のハナグモがじっと動かずに花の茎に擬態していました。

こうして写真を見ると薄緑色の足や頭は茎の色にそっくりでお腹の黄色いのは花の雄しべのように見えちゃいます。

でもよく見ると、すぐにわかっちゃうんですけどね。(笑)

自然は語る

ただいま、conservation international japan のサイトにてハリウッドスターによる「もしも、自然が言葉を喋れたら」シリーズの動画が公開されています。

natureisspeaking - Conservation International

 


ジュリア・ロバーツ/ NATURE IS SPEAKING 「母なる自然 / Mother Nature」


ハリソン・フォード/ NATURE IS SPEAKING 「海 / Ocean」


ロバート・レッドフォード/ NATURE IS SPEAKING 「Redwood / セコイア杉」


ペネロペ・クルス/ NATURE IS SPEAKING 「水 / Water」

 

どれも素敵な声なのでついつい見入ってしまいます。

 

しかしこの団体、現在日本のもっとも深刻な福島原発による海洋汚染については一言も言及していないのはなぜでしょうか?

調べてみたらこんな記事を見つけました。

gmo-awareness.com

もしこれが本当ならとても残念です。

冬の屋久島

1年のうちでもっとも寒いこの時期、西高東低の冬型の気圧配置が決まると屋久島の山間部では雪が降ります。

https://www.instagram.com/p/BBkHHfCyUat/

雪化粧