五月下旬、シャクナゲが咲き始めるころ屋久島のヤクスギ林帯に「ヒン、カラカラカラ」と甲高い美しい鳴き声で登山客の耳を楽しませてくれるのがヤクシマコマドリです。
分類的に言うと亜種タネコマドリとなるのですが、屋久島町の鳥としてヤクシマコマドリと掲げられています。
先日のシャクナゲ登山中もたびたび目の前に現れてはその美しいオレンジ色の羽根と声で思わず足を止めて和ませてくれました。
しかし鳥の視点からみると、繁殖期中の自分のテリトリーの中に侵入してくる人間たちを精一杯の大きな声とお尻を上げ尾羽を扇状に広げ、威嚇しているのかもしれません。
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