屋久島スプラウトのOUTPUT

屋久島ガイド 【スプラウト】のweblog

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立春を過ぎ暦の季節は「啓蟄(ケイチツ)」となりました。

 

啓蟄とは・・・

 

※1   地中で冬ごもりをしていた虫たちが、早春の光を浴びて温もった土を啓(ヒラ)き、這い出してくる、という意味です。(平凡社 「くらしのこよみ」より抜粋)

 

上の写真はハルオのやまんこ公園で撮影した、「カンザクラ」ですね。たぶん。サクラの園芸品種はみかんの品種並みに多岐にわたるのですが時期や花弁の色つきや生息域などでカンザクラと同定したのですが間違っていたらごめんなさい。

 

春の訪れを感じた瞬間でした。

 

さらに3月に入ると「モクレン」が咲き始めます。木に蓮と書いてモクレンです。春ですねー

 

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現在屋久島は雨です。春先の雨のことを日本では「木の芽起こし」という地方もあると聞きましたがここ屋久島はこの雨のことを「木の芽流し」といいます。

 

「木の芽起こし].....南風が湿気を伴った空気、雨をもたらし植物が種や冬芽から黄緑色の新芽をのぞかせている様子

 

木の芽流し」.......さらに屋久島では雨が降りすぎて、出てきた新芽を雨で流してしまう

 

特に風が当たる島の南東から東にかけてよく降ります。この時期山に行かれる方は増水に注意です。