屋久島スプラウトのOUTPUT

屋久島ガイド 【スプラウト】のweblog

釣り修行

今月末に開催予定のシーチキンキャンプのために日々釣り場に赴き滔々と流れる黒潮に向かいキャスティングを繰り返しています。

 

釣りは色々と総合的に噛み合わないと釣果には繋がらないということが最近分かり始めました。昨日の失敗はリーダーラインの選択ミスです。

 

前夜、根ずれのしやすいポイントでは太いリーダーラインに替えた方が良いのではという師匠アベシゲルの指示を仰ぎ、持っていた中で1番太かった20ポンドのリーダーに巻き替えて臨んだのですが前日よりもなんだか損傷が激しい感じを受けながらキャストを繰り返しそろそろ帰ろうかなというところでブチンとメインラインとのつなぎ目から切れて、ルアーが黒潮のかなたに飛んで行ってしまいました。とても大切なルアーを失くしてしまい意気消沈し、反省すると、選択したリーダーラインが4年ほど前の生分解性のものであったためすでに劣化損傷していたのではという結論に達しました。

 

その日の釣果はウミヘビ1匹。縞々のエラブウミヘビというやつですかね。ルアーを引いていたら何か当たった感じがしたのでアワせてみるとウミヘビでした。釣りあげたはいいものの、奥歯に神経系の猛毒を保有するウミヘビを「ごめんねー」と平謝りで格闘しながら何とかフックをはずすと海に帰って行きました。

私は漁師を始めてから釣った魚はすべて美味しく頂くということを心がけていたので非常に不本意で意気消沈し反省。沖縄の公設市場に行くと干したウミヘビが売っているので一瞬持って帰って干そうかなとも思ったんですが、毒にビビり掴むことすらできませんでした。

 

今日こそはおいしい魚を釣ってみたいです。

 

 

P5070276.JPG