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移動式住居

先日、滋賀に行った折に大瀬さんの家にあった「宇宙船地球号 操縦マニュアル」という本が読んでみたくなり帰りしな京都駅の三省堂で購入し買って読んでみました。
 

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著者はバック・ミンスターフラーという人。
 
訳者は「宇宙船とカヌー」の芹沢高志さん。
 
feathercraftのダグも若い頃読んで影響を受けた本と大瀬氏に聞いて興味が湧きました。
 
内容は理系の言葉が羅列し正直読みづらかったのですが、俯瞰的な著者の地球の捉え方が面白かったです。
 
著者のデザインしたジオデジックドームハウスというのがあります。いわゆる三角形を組み合わせたドームハウスです。ノースフェイスのドームテントも著者のデザインと聞きます。
 
ドームテントはその形状から風に強く極地遠征や軍隊にも使用されているそうです。
 
通常アウトドアで使われるテントは日常で使うということは想定されていないと思います。そういう面で移動式住居というのはモンゴルの【ゲル】やネイティブアメリカンの【ティピィ】などがあげられます。
 

そういった日常の使用に耐えられて、且つ耐久性があり、解体組み立てのできるフォールディングのソフトハウスに旅心をくすぐられながらネットをしていたら偶然にもこんなものを発見しました。
 
アトリエナナヒトさんの日球です。
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骨組みは竹とジョイント部の金属で構成されていて組み立て回収が可能です。漫画【ドラゴンボール】の世界を連想しちゃいます。
 

こんな家で季節移動型の暮らしもやってみたいですね。