屋久島スプラウトのOUTPUT

屋久島ガイド 【スプラウト】のweblog

今が旬

長く続いた寒波の影響が去り、今週から久しぶりに漁に出ています。 さて、この時期の漁は当然のごとく寒さとの戦いでもあります。
長年使用している丈夫さがとり得の漁師合羽の表面生地が紫外線による劣化でこの冬あたりから割れてきて穴を塞いでも次から次に新しい穴が空いて来るので、最近は放置プレイです。
なので穴の空いているお尻と膝と両腕は帰ってくると大抵濡れています。お尻はパンツまで濡れています。
まったくドライスーツを着てやりたいぐらいです。
そんな辛い寒さなんですが、逆に寒くて幸せなこともあります。
こちらではマンビキ呼ばれるシイラという魚。
この魚が劇的に変化します。
一気にカンパチクラスまであがります。
そうです味がです。
寒いがゆえにこの時期のマンビキは脂がのってすごく美味しいです。身が痛みやすいゆえになかなか市場には出回らない魚ですが機会があればこの時期のマンビキを是非一度ご賞味ください。